こまかくなったのをしたでころがす
がりり
あめを砕く
もうひとつ
でも
やっぱりがまんできなくて
がりり
あめをかみ砕く
こまかくなったのを
したでころがす
箸は、先っぽが細くてちょっと目の粗いのが好きです。
まだ、これっだ、という箸に出会えていません。
でも、頭の中に、こんなかんじ、というイメージはあります。
木のぬくもりが残っていて、色はこげちゃ、先っぽが細く、焼き魚が上手く食べられそうなやつです。
以前、母親に、これは江戸時代の箸だよ、といって、割り箸の延長線にあるような箸をわたされたことがあります。それまで、箸は漆塗りのやつ、と決めていた私は、田舎臭いその箸を一瞥しました。騙されたと思って使ってごらん、と、促されて、使ってみると、その使いやすいこと。
それから、似たような箸を何度か買ってみましたが、まだ、私の箸には出会えていません。
いまでも、民芸品屋、物産展などでは、やはり箸を探しています。