時を超えて同じ絵の前に立つ

同じ場所に旅行するとき、どうしても前と同じ場所に行ってしまう。新しい場所や、見たことのない場所をたずねればよいじゃないか、と言われるけれどやめられない。2年前と同じ美術館、同じ劇場、同じ公園に同じパブ。それが、時には5年前だったり、10年前だったりする。同じ場所に行ったとしても、そこには必ず新しい発見があり、まったく別の時間が流れている。例えば、同じ美術館で同じ絵の前に立ったとしても、感じ方は違っている。その違いが面白いとおもう。絵は変わるはずがないので、自分に変化があったことに気がつき、ちょっと変な感じになる。以前、とってもいいな、と思っていたのに、全然何も感じなかったり、その逆だったり。おんなじような気持ちになった場合も、その発見が面白いと思う。ので、今回も同じ美術館ばかり回ってしまいました。

National Portrait Galleryは、肖像画ばかりを集めた美術館。知らない人の肖像画って、やっぱりあまりおもしろくない、けれど、ここのは、有名人から、昔の貴族など、歴史的人物が多く、また、想像を掻き立てるような印象強いものも多くある。あまり大きくないのもうれしい。

言わずと知れた絵画の宝庫、National。その膨大なコレクションに、圧倒されます。見覚えのあるものが多い。

Tateは面白い!モダンアートがこれだけ揃っているのも珍しいのでは?丁度ダリ展をやっていたけれど、結局時間がなくて見れなかった。残念。